監督:李相日
2006年/日本
昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
“求む、ハワイアンダンサー”の貼り紙を見せながらここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、 早苗は紀美子を誘う。
男たちは、数世代前から炭坑夫として、女たちも選炭婦として、働いてきた。だが今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。
この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」だった。 しかし、世間の風当たりは依然強く、さらに予期せぬ出来事が起こり…。
果たして常夏の楽園は誕生するのか?無事に笑顔でオープンの日は迎えられるのか?