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芳崎せいむ / 小学館
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同じ名前の男から渡された、3人の人間を巡る戦争漫画。
少女に読んであげた、童話作家の作品を原作にした漫画。
母と父、より相手に惚れているのは…大阪下町人情漫画。
女、子供が読むモノ? 毎年初夏に発売される叙情漫画。
読めば少年は列車に乗りたくなる。不朽のSF鉄道漫画。

お探しの漫画、あります。

実在の漫画を素材にすることの利点は、なんといっても、その漫画の世界をちょっと拝借できるところです。すでに描かれ、確かにそこにある世界は、やはり存在感が違います。
しかし、それは同時にそのまま欠点にもなり得ます。
それだけの力を持つものですから、ただなにも考えずに拝借しただけでは、負けてしまうんです。モチーフとなった漫画に食われる。結局、ただの漫画紹介漫画になってしまう可能性を秘めているわけです。
しかし、この作品はそうなっていない。
心底漫画が好きなんだ、というスタンスの元、それぞれの漫画を底の部分から理解しているからこそ描ける作品だと思います。

今回では、「窓のむこう」が一番好きでした。
宮沢賢治の作品が漫画になっているなんて初めて知りましたよ。
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