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なるしまゆり / 一迅社
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神域より飛び出した小さな神・鉄壱智。彼は初めて出逢った人との関わりを経て、外の世界を識ってゆく。
しかし、一方で神簿帳に載っていない神を狩る神違え達が山の神・夜長彦を狩るべく、鉄壱智の前に現れる……。


夜長彦、鉄壱智、恒河シャ、朔ら彦、神違え。
それぞれの立ち位置が見えてきました。
こう、物語が混沌としていて、誰が味方で誰が敵なのかも判然とせず、はらはらどきどきというのも悪いとは思いませんが、読んでいる途中に「あれ、コイツ何者?」とか思っちゃうと物語自体を楽しめなくなっちゃうんですよ。だから、物語・ストーリーを楽しみたい作品の場合、ある程度最低限の区切りがついている方が好ましい。

この巻の冒頭で鉄壱智が気づきますが、設定(いまのところ明らかになっている部分)等を見ても、そこがど真ん中みたいですね。

「オレが誰なのか オレが決める為に」

まぁ、『少年魔法士』も『プラネット・ラダー』も『原獣文書』も、みんなアイデンティティ探しの大冒険だったわけですが、今回もご多分に漏れずそうなるみたいで。

そろそろ次辺りでは鉄壱智が夜長彦の庇護から飛び出しちゃいますかね。
居心地の良いところに居て、誰かの傘の下にいるようでは見極められないですからね。自分が何者か、なんて。
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