忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

森博嗣 / 講談社
monariza.jpg
避暑地に建つ私設博物館「人形の館」。そこに常設されているステージで、衆人環視の中「乙女文楽」の演者が謎の死を遂げた! 被害者の一族では、二年前にも、新婚の青年が殺されていた。悪魔崇拝者だった彼は、「神の白い手」に殺されたのだと、若き未亡人は語るのだが!? ラストの一行で、読者を襲う衝撃の真実!


なんだかこぢんまりとまとまっている、という感じ。
的確にポイントだけ押さえて、「ね、でしょう?」みたいな。前巻に感じたキャラのはっちゃけた感じがいまいちだったような気がします。
ただ単に、初登場時のインパクトを引きずってるだけ、という気もしないでもないですが。

このシリーズを読む前に『四季』を読んでしまっていたので、保呂草さんの副業(むしろ本業?)は知っていたんですが、なるほどなるほど、いいですね。
天才の配置がS&MとVでは違いますね。S&Mでは読み手側に犀川創平、それに対する真賀田四季、という図式でしたが、Vではこちら側に瀬在丸紅子と保呂草潤平がいて、互いに牽制し合うという図式のよう。
ラスト近く遊園地での保呂草&紅子のやりとりにめちゃくちゃしびれます。
かっこいー。
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
農業少女   *HOME*   黒猫の三角
PR
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
Copyright ©   input   All Rights Reserved
Design by MMIT simple_plain Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]