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作:鴻上尚史 構成:浅井慶 / ハキノF.K. produce
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インターネットの自殺系サイトで知り合った女たちが『平穏無事な日々』という妄想にとり憑かれてゆく…

死にたい女
死なせたくない女
死なせてしまった女
そして、死んでしまった女


『自殺』はテーマとするには絶好のものです。
テーマが極端であれば極端であるほど非日常は描きやすく、非日常であれば非日常であるほどデフォルメがかけやすく、デフォルメをかければかけるほど、作り手の言いたいことをはっきりとさせることができるからです。

そうしたことに加え、今回は本がとても素直で、演出もすばらしく、非常に分かりやすい舞台でした。チラシに「悩まずに見れるお芝居」という文句がありましたが、まさにその通りだと思いました。
悩まずに素直に展開を追っていくと、収まるべきところが見えてくる。

作中劇として『泣いた赤鬼』が登場しますが(というか、もう、これは『泣いた赤鬼』の現代版リメイクと呼んでも良いと思うのです)、じんわり泣いてしまいました。
いい話だなぁ。
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