作・演出:つかこうへい / 北区つかこうへい劇団

とある捜査室。その静寂を打ち破る怒声が聞こえてくる。彼こそは部長刑事・木村伝兵衛。そこに一人の男、刑事熊田留吉がやってくる。婦人警官水野朋子と容疑者大山金太郎を交え、捜査は急展開を見せる。
つかこうへい初観劇。
「すごいよ」と聞いてはいましたが、度肝抜かれました。
いいのか、こんなんでいいのか?! という台詞回しに、過激なアクション。歌有り踊り有り、なんでも有りの二時間でした。
はっきり言って、ストーリー性とか整合性は皆無なように見えました。
言い回しと勢いと動きを見せる、魅せられる舞台だったと思います。
しっかり予習してから見に行くべきだった……。
あの雰囲気に呑まれ、とても「楽しむ」レベルまでは到達できなかったです。
もったいないことしたなぁ……。
復習のため、ビデオでも借りてきますか。つか作品を。
近くの貧弱な品揃えでは期待できそうにもありませんが。