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作:後藤ひろひと / 演出:G2
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売れない童話作家がはじめてつかんだチャンス。しかし、そこには卑劣な罠が待ち受けていた。どん底まで叩き落とされた作家の身に起こる戦慄の出来事とは?
おかしな爆笑童話の世界は、いつしか想像を絶する恐怖のファンタジーへと変わっていく……


2000年に公演された舞台のDVDです。
これを初めて見たのは、大学一回生だったから、2000年か2001年初頭。演劇好きの友人の持ってきたビデオでした。見始めるとものすごくおもしろくて、画面に釘付けでした。
この作品がきっかけで、生瀬勝久のファンになったのでした。

それでこの間なんだか無性に見たくなって、ついにDVDを買ってしまったというわけです。
見ました。
やっぱり、生瀬さん、滅茶苦茶かっこいい。
後半の長台詞、半端じゃねーっスよ。迫力満点、かっこよすぎです。
特にここ。

「聞けよサム! 最後のお話だ!」

この台詞が響くと、身体中に電気が走ったように痺れます。
どうにもならなくてどうしようもなくなって、そして、自分にできるたった一つのこと──「お話」を語ることで、すべてにケリをつけようとするのです。
そして阿部サダヲ。
彼の演技も半端じゃねーっスよ、なんスかあの動き。CGですか? すごいなぁ。

この作品のラスト、ああいうのが僕はとても好きです。とてもとても好きです。なにがいいのか、なにに感動してるのか、さっぱり分かりませんが、ラストはもう涙が止まりません。


「それはまだお空が青かった頃のお話です。海もやっぱり青くって、山は緑で、雪は真っ白だった頃の、遠い遠い昔のお話です…………」
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