忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

監督:藤原健一
2003年/日本
isa.jpg
渋谷で、大量の死者を出す爆破事件が発生。犯人は14歳の少年。彼は、わずか4年で出院する。
爆破事件で最愛の家族を失った刑事、少年の父親、そして少年。
息子は父親の愛情を受け入れることができるのか?


昨今、少年犯罪の増加には驚かされるばかりですが、結局報道されるのは事件のあらましと裁判まで。
そしてワイドショーではしたり顔の有識者とやらが、「心の闇」だの「ゲームや漫画の影響」だの勝手なことを適当に並べて喜んでいるわけです。

この『イズ・エー』は少年犯罪、それも出院後を描いた作品ということで、一体どういう描かれ方をするのかが気になっていました。
見てびっくり。
肝心要の少年はほとんど描かれていませんでした。
彼、そして爆破事件を中心とするならば、その周囲。被害者、そして少年の父親。そうした周辺をきっちり作り彼を描かないことで、逆にその中心をはっきりと浮き彫りにしていました。
非常にできの良い作品だったと思います。

そして小栗旬。
知らなかったですよ、こんないい演技する人だったんですね。
彼、台詞は決して多くないんですが、微妙な表情や仕草、雰囲気でがっつり芝居してます。すごいや。



[is-A.]
http://www.is-a.jp/
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
火火   *HOME*   DEATHNOTE 5 白紙
PR
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
Copyright ©   input   All Rights Reserved
Design by MMIT simple_plain Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]