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監督:パク・チャヌク
2002年/韓国
fuku.jpg
話すことも聞くこともできない障害を持つリュは画家になる夢をあきらめ、今は工場で働いている。最愛の姉は長い間腎臓を患い、移植を受けないと危険な状態にあった。追いつめられた彼は、ついに臓器密売組織を訪れるが、血を絞る思いで集めた全財産を巻き上げられ、その上腎臓まで盗られてしまった。
絶望したリュに恋人の「革命的無政府主義者同盟」のヨンミはある提案を掲げた。
それはこれからはじまる終わりのない復讐と悲劇の序章にすぎなかった。


イ  タ  い  …  …  。
この作品を見ていると、正義も悪も存在しない、そんなものはただの幻想だと突きつけられているようでした。
復讐が復讐を呼び、それがまた復讐を呼ぶ。
ほんのわずか、ボタンの掛け違いのようなズレからすべてが始まります。
深い愛は流血に染まり、その中に沈むのです。
ド  ロ  ド  ロ   。

いやー、ペ・ドゥナいいですね。
抜群。
作品自体の出来もさることながら、今作では、なんと彼女の濡れ場が見れました。驚いたー。『プライベートレッスン』では代役でしたからね……どぎまぎしてしまいました。

夏にはペ・ドゥナ×前田亜季で『リンダリンダリンダ』が公開されます。
たまらない組み合わせです。いまからハァハァしっぱなしです。
この勢いでペ・ドゥナの魅力が世間一般に浸透するといいな。
彼女、本当にいい役者さんなんですよ。
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復讐からは何も生まれない・・・。いや、生まれると言えば生まれるだろう、新たな復讐が。力では何も解決しない。しかし、それが人を生きさせる希望になるのなら、仕方無いのかも知れない。ある国の内戦で戦い続けた私も金の為に、正義も悪の判別もつかない、そんな戦いの泥沼の中で幸運にも生き延びる事が出来た。しかし、私が戦場で殺傷した敵兵にも家族がいただろう。映画の様に現実の戦場は綺麗じゃない・・・。重苦しくなって申し訳無い。
名も無き元傭兵| | 2006/06/17(Sat)20:01:42| 編集
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