あらすじや予告編から、「お姉ちゃんの死」を真ん中に据えて、その周りをうろうろする二人の物語、を想像していたんですが。
全っ然違いました。
意外。
悪くはない……けど、絶賛するほど良くもない。というのが妥当な感想でしょうか。もっと喪失と獲得を意識した作品かと期待しすぎたのがいけなかったんでしょうね。丁寧にキャラクタを描くのはいいんですけど、結局そのせいでただの無気力な若者の物語になってしまっているのが、ちょっと。
しかし、まぁ、なんといっても宮崎あおいですよ。
他の役者さんが悪いわけでは決してなく、っつーか豪華な顔ぶれなんですが、宮崎あおい。うまいなぁ。
青い車
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