ソリッド・シチュエーション・スリラーというジャンルらしいです。
「ソリッド=堅い・堅実な」「シチュエーション=状態・状況」「スリラー=スリルを与える作品」。
なるほど。
つまり、「限定された状況下で繰り広げられる怖い話」というわけですね。
そういう意味では、まさにまさに。チラシに書かれていた“ショックの限界を超える”という謳い文句にも深く納得です。
命を粗末に扱う人間にその大切さを教えること、を目的に、残虐極まりない“ゲーム”を行う殺人鬼ジグソウ。
そうした背景があることをすっかり忘れてしまうほど、見ている間はそのシチュエーションに没入していたわけですが、ラストのどんでん返しでその背景が強烈に突きつけられます。
そしてエンドロールを見ながら考えてみると、手がかりがいくつもちりばめられていたことに気づき、愕然としました。
もう、映画館を出るときはへとへとでした。
手の中に汗かきすぎ。
動悸激しすぎ。
「CUBE」よりすごい作品はないだろうと思っていたのに。
すっかりやられてしまいました。
SAW
http://www.sawmovie.jp/