
アム・プロモーション
大学を出てから、『博物館学雑誌』はもちろん『博物館研究』も読むことはなくなり、いつでも身近に溢れていたポスターの類も姿を消し、気がつくと博物館からずいぶん遠ざかっていました。それなりに県美や歴博、21美には通っているつもりなのですが……。
ということで、友人を見習ってせめてミュゼでも読もうかと購読申し込みました。
今号の特集は「だから、注目したいミュージアムグッズ!」。
どれもこれもかわいい! 欲しい! と、大興奮でした。
「南蛮屏風六曲屏風 マジッククリアファイル」「花鳥蒔絵螺鈿聖龕ポストカード(銀蒸チヂミ)」がいい! すごくいい! どこのもの、と表記がないけど、これは九博だよね? いいなぁ欲しいなぁ。
あと、世田谷美術館の北大路魯山人の陶磁器コレクションからデザインを抽出したオリジナル手ぬぐい、明治大学博物館の十手TシャツとアイアンメイデンTシャツ、九博の仏像Tシャツと偽政以徳印Tシャツ、サントリーミュージアム天保山のロートレックやミュシャのハンカチなんかがいい。欲しい。ミュージアムグッズ獲得のために全国まわりますか? くらいの勢いで。
こうして見てみると、トートバッグが結構多いことに気づきます。中でも、世田谷美術館のトートバッグは特にシンプルできれい。
なっはー!(意味不明な言葉にならない雄叫び)
な、なんですと!?
「林原自然科学博物館 DinosaurFACTory」! すごい!
松下電器との共同展開ということで、最先端のデジタルミュージアムじゃないですか!
うーわー、もう三年も前からやってたなんて……しかも今年の五月には閉館って……情報仕入れるの遅すぎ。orz
すごいなぁ、こんなコンセプトの博物館が、数ヶ月の企画モノとしてじゃなくてきちんと運営されていたなんて。企画モノであることは変わらないけれど、スパンがね。着実に次回へつなげるステップとなるはずのデータが取れているはずじゃないですか。
ああ、おもしろいなぁ。
長崎の試みはなかなか秀逸ですね。
県と市の提携。そして指定管理者制度の導入。
一度見学してみたいです。
「守れるか古墳壁画─装飾古墳と高松塚古墳─」も非常におもしろい。
考古学的観点と美術史的観点と保存科学的観点。似ているようでやっぱりそれぞれ違うのです。正解なんて無いのだと分かってはいても、現時点での最適解を求めようと試行錯誤している様子が良く分かります。
ああ、やっぱりおもしろいなぁ!
博物館はいいよ。