ひぐちアサ / 講談社

オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!
古本屋で見つけたから買っちゃった第二弾。
いやぁね、話題になってるし、興味はあったんですけど、『ヤサシイワタシ』の作者じゃないですか。
あの漫画は……いま思い出しても神経逆撫でされます。
でも、まぁ、プラスマイナス関係なく、それだけ大きな影響を与えるってことは、それだけ大きな作品であることだけは間違いないんですよね。
やっべー……めちゃくちゃおもしれー。
古本屋では2巻までしかなかったので、ソッコー本屋行って残り3冊買ってきました。
この人の漫画は実に独特で、キャラの内面の動きが、キャラの外面と直結しています。
心情の揺れがそのまま動きとなるし、キャラの立ち位置や行動のひとつひとつがすべて心情の動きとリンクしている。
そんなの当たり前だろ、と思うかもしれませんが、これって結構特異ですよ。
臨場感、と言うとちょっと違うけど、生々しさが全然違う。
だからこそ、前作はものすげー拒否反応が出たわけですが。
それにしてもいいチームだなぁ。
みんなものすごい良い子達ばっかりだ。