相変わらずおもしろいな~。
そして、よしながふみの描く料理は本当においしそうだ。
たまんない。
いつもこのマンガを読むと、作中に描かれている料理が無性に食べたくなります。
今回は水餃子。も、ちゅるんと食べたい~~。
#43でジルベール・ワタルがシロさんの作ったお弁当を見て放つ一言が、このマンガの本質をも言い当てているような気がしました。
「ヤ~ダ~いろどりきったなーい 料理上手って言うより そこら辺の材料でテキトーに作って いい加減に詰めた 中年のお母さんのお弁当じゃん!」
と、文句ぶうぶうですが、食べてみるとすごくおいしい。
しかも冷凍や前日の作り置きを活用した、手際の良いお弁当。
高級食材や変わった工夫や見た目の良さなんかではなく、生活に根ざし身の丈にあったおいしい料理。
ほっこりします。
6巻かけて進んできたシロさんとケンジの関係も、地味に、地味~にですが、徐々に変化してきました。
劇的な事件やイベントは起こらずとも、ふたりの関係もほっこりとしたものになってきましたね。