花見沢Q太郎 / 少年画報社

[ちまちまはいすく〜る]
ななの彼氏・和夫はマニアックなエッチをしたがって仕方が無い。ななもついついそれを許してしまって……。
[痛快すずらん通り]
大学生・小太丸は、新生活初日に少女・もみじを拾う。エッチはしたものの神出鬼没な彼女に振りまわされ……。
本屋で見つけて、「花Qの新刊!?」と思って手に取ったらば。以下裏表紙よりの抜粋。
「少年画報社刊行の初期傑作「ちまちまはいすく〜る」と「痛快すずらん通り」がお手ごろ値段で1冊にまとまりました。もっちろん描き下ろしおまけページ付きで」
おおう。
正直花Qの作品は『痛快すずらん通り』が最高到達点だと思うのですよ。
宝くじで言うなら一等賞。で、出版時期もぴったりなんですが、『ちまちまはいすく〜る』と『Honey Blue』が前後賞。
僕が花Qにハマったのは『すずらん通り』を一番最初に読んだからです。もし最初に『冒険時の私たち伝説』や『Rec』、あまつさえ『白い月光』や『ももいろさんご』を読んでいたら好きになることもなかったでしょう。
と、いうくらいに好きな作品なんです。『すずらん通り』。
なので、描き下ろしもあるよ、という文句に魅せられて買ったのに。買ったのに……!
描 き 下 ろ し っ て … … 。
激しく騙された。すっげ微妙なコメントがほんのちょびっと入ってるだけじゃないか……。
ひさしぶりに読んでも『すずらん通り』はおもしろいんですけどね。コミックス持ってるもん……。
軽く泣きそう。