柳原望 / 白泉社

勝幡城主・信貞がきなり風花にプロポーズ! 尾張を2つに分ける、家同士の争いを収める思惑があるらしいが、白鬼丸は思わず「誰にもやらない」と叫んでしまう!! 嬉しさを隠せない風花に、守護代の魔の手が忍び寄り…!?
はじまったときは「山の貴族」のリメイクだなぁ、などと考えていましたが、いやいやなかなかどうして、そう単純なわけはなかったですね。
せっかくお話が転がり始めようとしている所だったのに。ああ。もったいない。
白鬼丸と風花もこれからだったのにね。
第10話の終わり、あれにものすっげえやられました。
なんてきれいなんでしょう。
百聞は一見にしかずですよ。見てほしいなぁ。
白鬼丸の気持ちの流れ、風花の思い。そんなこととはまったく関係なく回る周囲の状況。
このうえで、これ以上のオチがありますか。
「白鬼さんはね 自分のことを自分から鬼って名乗ったとき
はじめて 人になれたのよ」