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山下和美 / 講談社
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変わらない日常に、感覚が麻痺した現代のサラリーマン一家。
誰もが未踏の地に憧れた、探検家の活躍著しい時代に南極で遭難した二人の男。
いまから100年ほどの昔──。時代の変わり目を生きた、貴族エッシャー家の少女。

人間て不思議だ。


永遠の命を持った美しき少年。彼は人間を見つめ続ける。
なんだか、1,2巻に比べるとおもしろさが薄くなったような。少しベクトルがずれたのかな。それでも、まぁ、おもしろかったことはおもしろかったですけど。
特に三話目、エッシャー家のお話が好きでした。
作中で少年が口にしている通り、この作品は少年が「見とどける者」であることが最大のポイントだと思うのです。
エッシャー家のお話は特にひねりもなにもなく、彼は隅っこにいて見ているだけ。過去から現在へと。メインは「人間」。
そうした意味合いが一番強かったので。
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