野火ノビタ / ビブロス

「好きなんだ…友達と…してじゃなくて」
三和の告白の後も、加藤は親友として振る舞おうとする。やわらかな否定…。オレの気持ちは変わらない…だけど達成できない恋なら、手放したほうがいいの…? そこへ三和を好きだという保科が現れ──。
すっげえ久しぶりの、野火ノビタ名義の単行本です。
やっぱりいいな、この人。
描き方が非常に上手い。
手段と目的をきちんと分けて、流されない。これは簡単なようでいて、実はすごく難しい。それをさらりとやってのけるんだから脱帽です。
ホモが嫌いな人は読みもしないんでしょうけどね。