ハピネット・ピクチャーズ

【本編】
【特典映像】
?星野真里映画初主演作を語る
?メイキングオブ「さよならみどりちゃん」
?オーディオ・コメンタリー
?フランス・ナント三大陸映画祭レポート
?劇場予告&TVスポット
映画がとても良くて、DVD化されるのを待ち望んでいました。とうとう出たー。
こうして改めて見返してみると、やっぱり星野真里にぞくぞくしてしまうのです。
西島秀俊の懐の深さもすごいんですけどね。なんつーのかな、迫力が。それはもちろんキャラクタの持つ力でもあるのですが、キャラクタの持つその力をきちんと自分のものにして画面に映し出せるってのは、やっぱ役者の凄みだと思います。
ああ、夜の町を疾走する辺りから先のゆうこちゃんは特に絶品です。
なんつー表情するんだ。
見事だなぁ。
「こういう関係もいいよな」
というユタカの台詞をきっかけにゆうこちゃんがあふれちゃって、告白しちゃうシーンは最高です。
満ち足りた気持ちと、後戻りはできないという絶望、これで良かったのだという諦念、もうどうしようもないのだという切なさ。
それをすべて飲み込んで昇華するカラオケ。あのラストはやっぱり大好きです。
どんな言葉で語られるより、ゆうこちゃんの中に光るかすかな希望を見せてくれます。
いくら繰り返しても劣化しない、ってのがDVDのいいところですね。