原作:羽海野チカ / アスミック

chapter.12
chapter.13
chapter.L
特典映像(キャスト本音トーク:Epic3 工藤晴香meetsうえだゆうじ 設定画ギャラリー?)
うおー!
外箱かっこいい! 封入特典のポストカード、超かっこいい&超かわいい!
特典の豪華さにくらくらします。
しかも。
今巻には、「ローマイヤ先輩 SPECIAL」が収録されています。
ハチクロ史上、最大にして最高の萌えキャラだと思います。ローマイヤ先輩。
誰が声をあてるのか、はかなりどきどきものでしたが、山寺宏一さんだと分かってからはちょっと安心してました。あの人ならイイ具合にこなしてくれるだろうと思ったので。
実際見てみると、ローマイヤ先輩の魅力を損なうことなく、きちんと演じてました。GJ!
こう、誰も彼もがめろめろになるのも分かりますよ。いやほんと。真山じゃないけど、“プロポーズされたときの乙女の心”になっちゃうって。
嗚呼ローマイヤ先輩。
本編も、この巻は非常に重要なところ。
chapter.12と13を境にして、オープニング映像とエンディング曲がまるっと変わってしまいます。
chapter.12は森田さん旅立ちの回。
はぐちゃんの気持ちと森田さんの気持ちと竹本くんの気持ちがようやくはっきりしたところでの、突然の別離。後半、森田さんがまるっきり出てこないまま旅立ってしまう、あの演出がすごく好きです。そして、空港での竹本くん。本音吐露。馨の車に乗り込むと同時に鳴り出す「ドラマチック」。音楽って偉大だ。
chapter.13は山田さんの回。
このエピソードはものすっごい好きで、「そのたった一言が欲しくて」という気持ちは本当に良く分かる。真山の馬鹿が「似合うな」と言い、それを聞いた山田さんが泣き出してしまうところでは、同じように泣いてしまいます。
chapter.13に挿入される紫蘇のエピソードに象徴されるように、この二回は、気持ちのリセットというものに焦点が当てられています。
リセットしたところから改めて伸びる気持ち。
リセットしなければいけないことは分かっているのにリセットできない気持ち。
対照的なふたつ。
どちらにしてもせつないなぁ。胸キュン☆ですよ。