SFものだと思って見に行ったら、ゾンビものでがっかり。
しかしそれでもまだ話に魅力があればいいんですが……ツッコミどころ満載のひどいもの。
途中からいやな予感がし始め、頼むからそれはやめてくれよ、というオチが展開されたときには、もう、げんなりしました。
以前にも書きましたが、アメリカ映画の「世界を守るんだ」は、たとえそれがどんな場面でも失笑を誘発する秘密兵器だと思います。
それに加え、今作では「I am legend」ですからね……アメリカ人の底のないヒーロー願望には脱帽です。
もうね、本気でアホかと。
しかし、そんな今作でも見所はちゃんとあります。
それは廃墟と化したニューヨークです。
映像技術の進歩を素直に喜べる映像でした。
あの廃墟の映像と、その廃墟で生活するたった一人の男……変にいじらず、ただそれだけを描いてくれれば名作になっただろうに。
非常に残念です。
アイ・アム・レジェンド
http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/