叶恭弘 / 集英社

夏休みを迎えた聖凪校で、生徒が魔法の自主トレを開始。皆にGP(ゴールドプレート)だと思われている九澄は強制参加させられるハメに!! ルーシーにかけられたある魔法薬のお陰で、クラスメイトの追跡から何とか逃れるが…!?
学園コメディとラブコメ、バトルと、少年マンガのおいしいところだけを取って集めたようなマンガです。
主人公が単純馬鹿なのもいいね。難しいこともなく、ただ単純に読んでてすかっとする。
7巻は夏休み編。
魔法の自主トレから逃げ回る九澄の話が半分、M0の修行編が半分です。
冒頭にも書きましたが、このマンガは「魔法」という特殊技能を実に上手いこと使って、様々な顔を見せてくれておもしろいです。
今回のは前半がラブコメ、後半がバトルものとして描かれています。
九澄とヒロイン・柊の仲が進展しそうでしないのはまぁご愛敬ですが、最後になんだか不穏な陰をちらつけせつつの引き。
次巻への期待が高まります。