監督:カーティス・ハンソン
2005年/アメリカ

マギーはゴージャスなルックスだけど、無職、無資格、無収入。姉ローズは、成功した弁護士だけど堅物で恋はいつもうまくいかない。小さいころに母を亡くした二人は最良の友達でもあり、やっかいな存在でもある。ある日、決定的な事件を起こしたマギーは、姉と大喧嘩して部屋から追い出されてしまう。でも、フロリダに祖母がいることを知り、マギーは列車に乗る。足下はヒールじゃなくてコンバース。それは、今まで知らなかった本当の自分を発見する旅立ちだった──。
キャメロン・ディアスが見たくて。
『メリーに首ったけ』を見て以来、彼女の魅力にやられっぱなしです。今回もキャメロン・ディアス目当てで、作品には全然期待しないで行きました。
キャラクターとかお話の流れとかは、とても分かりやすい。
だからこそ、なんにも考えずに見ていられました。
どちらが良いというわけではなく、どちらが悪いというわけでもない。長短がそれぞれにある姉妹が、それぞれに欠けているものを、もがきながらも獲得していく。
それに伴い、ばらばらだった家族の絆も回復し、万事めでたしめでたし。
アメリカ人らしいあの家族の絆は、日本人にはちょっと分かりにくいかもしれませんが、“そういうもの”だと思って見ていれば、まぁ、納得はできます。
アメリカらしすぎて、多少鼻につく部分はありますが、まぁ、好きな作品だったと思います。
イン・ハー・シューズ
http://www.foxjapan.com/movies/inhershoes/