監督:青山真治 2005年/日本

西暦2015年。世界中に正体不明のウイルスが蔓延。感染すると突発的に自殺する。メディアはそれを<レミング病>と呼んだ。
絶望感に満ち、人々が希望を見失いかけた世界で、唯一の抑制方法が探し当てられる。
それは、日本のあるミュージシャンが奏でる“音”を聴くこと。
彼らの演奏はどこで行われ、どんな音が奏でられるのか?
果たして、彼らは世界の救世主と成り得るのか?
ちょ、浅野忠信と宮崎あおいですよ。なんですかこの豪華コラボレーション。目眩が。しかも、監督が青山真治。青山真治×宮崎あおいってことは、『ユリイカ』の組み合わせじゃないですか。うわぁ、これは楽しみだ。
──と、見に行ったんですが。
正直、感想はかなり微妙。
うーん、まぁ、ねぇ……。宮崎あおいはめちゃくちゃかわいかったけどさぁ(結局そこか)。
TOKYOFM開局35周年記念ということで、主役は役者の誰でもなく“音”であったように
思います。物語とか役者とか、そういうのが、全部“音”のために引き出された小道具のような感じ。
ちょっと期待はずれでした。
残念。
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
http://www.elieli.jp/top.htm