岡崎さんが亡くなってから、今日で二年。
長いような短いような。
もう二年も経ったのか、と驚く気持ちと、まだ二年しか経っていないのか、と驚く気持ちと。まぁ、これはこれから一生付き合っていかなきゃならん感覚なんでしょう。
今日は一日、岡崎さんのうただけ聴いてました。
どんな曲がかかっても、きちんと口ずさめる自分にちょっと驚いた。
改めて考えてみれば、何十回とか何百回じゃ済まない、それこそもう数えるのもばかばかしいくらい聴き続けた楽曲ばかりなので、当然と言えば当然のことなんですが。
なんだか、そんなことで不意に涙ぐんでしまいます。
どれだけ好きだったのか、なんて、言葉にするのももどかしい。言葉なんかじゃおっつかない。
きれいな声と調べ。
ああ。なんてうつくしい。
そして、なにより強い。
岡崎さんのうたは、とても強い。
もう私は自由
そうよ こんなにも気ままに泣ける
明日のために
今は泣いていてもいいの 大丈夫よ 間に合うから
世界中でひとりぼっち それもきっと 大切な時間
過去も未来ももちろん今も 全て背負うのは自分だもの
悩もう
苦しみも幸せも秘密も だから なげないで抱きしめていこう ずっと
It's My Life だから
巧く生きなくていい 肝心なのはそこじゃない
これも運命と笑い飛ばす そんな陽気が好きよ
ふと ひとりぼっちの気がしても
それはいつもまちがいでした
続けること やめること どっちが勇気だろう
約束 お願いはひとつだけ
生きて 生きて
どんな時にも なげてはだめよ
それは なによりチャーミングなこと
決してあきらめないこと。投げ出さないこと。生きていくこと。
それがどんなにすてきなことなのか、いつも、いつもいつも彼女は歌っています。
だって、 “今が雨でも この一歩先が晴れかもしれないから” 。
ありがとうございます。