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監督:須賀大観

ドジで不器用な少女・ちせと無愛想だけど気持ちの優しいシュウジ。ぎこちなくも微笑ましい二人。ある日、シュウジは札幌へ買い物に出かける。休日で賑わう札幌の上空に突然無数の爆撃機が飛来し、街を攻撃し始めた。逃げ惑う人々に、降り注ぐ瓦礫……足を痛め動けないシュウジの目前に落ちた爆撃機の翼が迫って来る。危機一髪のところで「何か」に救われた気がした時、シュウジの前に背中から鋼鉄の翼を生やし、変わり果てたちせの姿があった。
「ごめんね、シュウちゃん…… あたし…こんな体になっちゃった……」

原作モノの宿命かとは思いますが、比べてしまうのは仕方ない、というか、比べるなという方が無理な相談です。コミックス七冊使っても充分ではないと感じたこの物語を、たったの二時間でまとめてみせたことは、なかなか見事だと思いました。
というか、退き際をきっちりわきまえている、という印象を受けます。風呂敷を広げすぎるとたためなくなっちゃいますもんね。でも、そのこぢんまりとまとめようとするところが安っぽさを演出してることも、また、確かなのでした。

つーか、ちせ、反則ですって。漫画で見ていたときも、かなり「いやいやいや、こんな女いねーだろ」と思いましたが、実際の人間がやると……シートの中でやりきれない恥ずかしさに悶えてました。 うわぁー。や、もちろん、それが前田亜季だったからっていうのは重要なポイントでしたが。

そう、前田亜季、いいですわ。やっぱり。
これで、キャストがもっと充実していれば。
ちせは文句ないのですが、シュウジはどうかと。ま、イメージが違うところには目をつぶるとしても、力不足っつーか。その他、脇を固める人たちもなんだか微妙。弱い。
結局、前田亜季を見に行ったようなものでした。ていうか、実際、ちせが彼女じゃなかったら見てないんですけどね。まぁ、前田亜季だけで充分お腹いっぱいになったので、それはそれでいいです。
ただ、ちょっと丸みが増しすぎているような。ちせの役作りであることを祈ろう。



最終兵器彼女
http://www.saikano-movie.com/
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