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監督:本広克之

15年前ドラマに熱中し、ノベライズまで買ってしまったくらいにハマりました。
テレビ屋さんの作る映画は基本的に苦手なんですが、「踊る大捜査線」は見てしまいます。

「踊る~」といえば、権力VS現場という構図を確立した作品です。
今作もご多分に漏れず、悪役=警察官僚、敵役(かたきやく)=犯人という構図を継承しています。
が。
今回は犯人の描き方が微妙すぎて、まったく盛り上がりに欠けていました。
犯人のやりたいことは、結局個人的復讐だったのか、警察組織に対する天誅だったのか。犯人の一番大切な部分なのに、そこを書かずにぼんやりと濁すものだから、なんだかよくわからない。次々と展開する状況を流すだけで、2時間20分もあって山場がないのがつらかったです。

あと、すみれさんのエピソードは丸々いらなかったんじゃないかと思います。
全然物語に絡んでないし。
まぁ、青島の「辞めないよね?」が「辞めないで」に変わるには必要だったのかもしれませんが、じゃあ逆にそこまで言わせる必要性はどこにあったんだろう? って感じは拭いきれません。
それに、ラストのバスはどうなのよ。
結果オーライだからよかったものの、一歩間違えれば全員死亡エンドだよ?
いままでの「踊る」なら、あそこで犯人と青島の筋の通しあいがあって、がつんと一発かまして大団円、だったのに。
リアルにぽかーんと開いた口がふさがりませんでした。

しかし、深津絵里のかわいさは異常。
夕方の再放送を録画して見てたんですけど、15年前よりいまの方が断然かわいい。
しっかりと15年分年とってんのになー。
ああ、かわいかった。
映画の出来はともかく、深津絵里をたっぷり見れただけで大満足しちゃった。


ラスト近く、鳥飼とすれ違う青島が言った台詞。
「正義なんてのは、胸にしまっとくくらいが丁度いいんですよ」

ああ、和久さんじゃん。
心憎いことやってくれるなぁ、と、ちょっとだけじん。ときました。
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