監督:マイケル・アリアス
2006年/日本

昔ながらの義理と人情が支配する街“宝町”を拠点に、何ものにも支配されずに自由に飛び回る“ネコ”と呼ばれるふたりの少年クロとシロ。彼らは誰よりも街を知り尽くしていたが、その愛する宝町に再開発と呼ばれる変革の荒波が迫ってくる。その影響でヤクザと暴力といった“退廃”が同時に街に押し寄せてしまい……。
予告編でシロの絶叫を聞き、その声の力に引き寄せられました。
ああ、蒼井優か……納得。これは見に行かなきゃな、みたいな。
目当ては蒼井優の演技だったので、期待はして行きませんでした。だって、他のキャストが、ねぇ。最近のこの流行はなんなんでしょうか。なんで声優を使わないの? なんで芸能人を起用するの?
また、物語。
予告やあらすじからいうと、もっと大人vs子供という構図でエンターテイメントさせる作品かと思ったんですが。
すごく中途半端。
大体、クライマックスの見せ場が精神世界で自分の闇と向かい合え、ってどうなの。
だからどうしたって話ですよ。
期待はしてなかったので外れてはいないのですが、予想よりずっとひどかった。
蒼井優の演技を聴けたのでまぁいいか。
鉄コン筋クリート
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