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監督:金子修介
2006年/日本

死神のリュークが落とした“デスノート”を手にし、殺人鬼キラとして凶悪犯を抹殺してきた夜神月。恋人が死んだ事件をきっかけに、キラ事件の捜査本部に入り込んだ彼は、キラ事件を解明するためにインターポールが送り込んできた天才青年Lと壮絶な頭脳戦を繰り広げることになる。

たったの二時間足らずでどうまとめるのかと思いましたが、意外なほど原作に忠実で、よくまとまっていました。脚本家ってすごい。

ただ、原作を読んでいる身としては、それほどの見せ場やおもしろさというものも感じられなかったです。
ラストをどうするのか? という点は確かに注目でしたが、するすると進みすぎ、「あ、そういうことね」と素直に頷いてしまう、そういう感じで終わってしまいました。
もともとこの漫画の見せ場といえば、月とLの繰り広げる頭脳戦なわけで、明らかに詰め込める情報量も時間も少ない映画にする意味が、果たしてあったのかどうか。
話題性という意味では大成功でしたけど。

まぁ、主役二人の演技がすばらしかったことと、そつなくまとめられた脚本だったので駄作とは言えませんでした。という感じ。


DEATH NOTE the Last name
http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/
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