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監督:永田琴
2007年 / 日本
littleDJ.jpg
FMラジオ局のディレクターであるたまきは、深夜の担当番組の打ち切りが決定し落ち込んでいた。そんなとき、彼女は自分にラジオの楽しさを教えてくれた少年太郎のことを思い出す。1977年、函館の病院に交通事故で入院した13歳のたまきは、1つ年下の太郎と出会い意気投合するが……。


ストーリー自体はべったべたで、個人的に難病はもう食傷気味なんですが、号泣した。
してしまったよ。

ストーリーはあらすじのまんまで、最後は太郎が亡くなってしまうわけです。
よくある話ですね。特に日本映画では。
いまさら感が強い上、特に起伏もない流れなので、おもしろいかと言われればかなり微妙です。そういうのが好きな人ならそこそこ楽しめるのではないかと。

ただ、この作品はキャストが良かった。非常に。
神木くんは、もうさすがを通り越して見事の一言に尽きます。上手いなぁ。
難病モノは大切な人が死にいくというパターンと、自分が死にいくという二パターンがあります。
主役をはる上でむずかしいのは、断然後者だと思います。
なんといっても、自分が死にいくことを表現するわけですから。
その難役をなんなくこなすんだからなぁ。

あと、お母さん役の西田尚美。最高です。かわいすぎます。
この作品の真のヒロインは彼女では? と、真剣に思いました。
“デート”帰りの福田麻由子をひっぱたくシーンでは、全身に鳥肌が立った。
あのときの彼女は、うつくしすぎました。
母性の片鱗を見た、と思いましたね。


そんで、オチがまたいいんだ。
どう落とすのかな、と思っていたら、あれですわ。
15年越しのリクエスト。
いやぁ、まさか「年下の男の子」を聴いて号泣するとは予想だにしなかった。
実に上手いオチの付け方だと思います。


……これは、まぁ、どうでもいいことなんですが、福田麻由子とのダブルキャストは、広末よりも田中麗奈の方がしっくりくると思うんですがどうでしょう。



Little DJ〜小さな恋の物語
http://www.little-dj.com/
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