監督:ジェイムズ・マクティーグ
2006年/アメリカ

厳しい独裁統制下で、外出禁止時間帯の夜11時過ぎに友人の家を訪ねようとしていたイヴィーは秘密警察にみつかり、彼らの手によって身の危険にさらされる。危機一髪でイヴィーの窮地を救ったのは、黒いマントに身を包んだ正体不明の仮面の男「V」。
犯罪か、正義か。「V」とはいったい何者なのか……?
アクション映画じゃないんだけど、じゃなんなの、つったらよく分かんない。
社会に対する批判と皮肉であることは分かるんだけど、社会派かっつーとそれも少し違う。なんていうのか、中途半端にマンガなんですね。
……って、よくチラシ見たら「コミックに基づく」て書いてあった。ちょっと納得。
どうしても納得いかないのが、ナタリー・ポートマンの心情。だってさあ、あの状況じゃVに肩入れできないでしょ。普通。そこで語られる理由が、また、果てしなくこじつけっぽくて逆に反感ばかりが際だってくる。
そこんとこが「?」なので、激しく消化不良。
ナタリー・ポートマンが頭丸めたのになぁ。
V フォー・ヴェンデッタ
http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/