白取春彦 / 青春出版社

私とは何か、他人とは何か、人生とは何か!
この一冊で、哲学の「?」が「!」に変わる。
見開きをひとつの項目として構成し、文章1ページ、図解1ページで進みます。
第1部は哲学とはなにか、について。
第2部は代表的な哲学者について。
実に簡単にまとめてあるので、「哲学とは?」という初歩の初歩にはちょうどいい本だと思います。文章ばかりじゃないところも、視覚が理解を助けてくれるのではないかと。
ただ、本当に簡単に書かれているので、「こんな感じ?」というエッセンスは香るのですが、内容はほとんどありません。
初歩的な哲学史を学ぶためのワンステップ、という感じですね。