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BOX

脚本:砥出恵太+藤枝修 / ピクニック伝説
BoX_fl_omote.jpg
大通りに沿って行くと、町の外れにそれはある。
廃棄された機関車を改造した、カラオケBOX『ギャラクシートレイン』

今日も今日とて箱の中、誰も彼もが歌い出す。

僕と彼女。
客と店員。
俺たち。
春と夏。
宇宙海賊と77の秘宝。
侍と謎の虚無僧。

歌は世につれ、世は歌につれ。
ひとつひとつの箱の中、歌い紡がれるは、
愛の歌か!?男たちの挽歌か!?それとも、魂のアニソンなのか!?
『さぁ!君の十八番を入れてくれ!!』


何気に今年初観劇でした。

小ネタ満載で、物語がどうとかいうよりも、ノリと勢いで役者を動かして、ネタを披露していくタイプの作品でした。
カラオケボックスが舞台ということで、映像が演出に組み込まれているのがちょっとおもしろかったです。
ただ、視点がいろんな部屋を渡り歩く性質上、暗転がそこそこ多いのが気になるところ。暗転は便利なだけに、多用すると全体が軽くなってしまう危険性がつきまといます。お話がぶつ切りになるし。
しかし、カラオケボックスという個室を舞台にしているにも関わらず、キャラクタを適度に動かして役者を絡ませていたのは見事でした。テンポというか、掛け合いのようなものがあまり見られなかったのは少し残念でしたけど。ネタもいいけど、どうせ絡むなら役者同士の掛け合いで笑わせて欲しかったです。


一人数役をこなす役者さんが多かった中、特に増田智愛さんの演技が見物でした。
めちゃめちゃぶっきらぼうな時代錯誤ヤンキーと、幼く人懐っこい子供。同じ舞台の上でそのキャラクタを切り替えるのはなかなかのものだと思いました。
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