
メディアファクトリー
「よつばと!」かぁ。一巻を読んだことあったけど、なんとなく好きになれなかったんだよなぁ。
「あずまんが」では脱力感と笑いが奇跡的なまでに同居していたけれど、「よつばと!」はそこに幸福に見せかけた切なさが忍び込んでいて、なんだか読み続けるのが少しつらかった。
特集を読んでいると、そのとき感じたものがどんどん幅をきかせているような感じがする。
そして、それが逆に大人に受けるのだとか。
うーむ、まだまだ子供ってことっスか。
うれしいようなかなしいような。
先月号から始まった、「加門七海のお祓い暮らし」というエッセイが地味におもしろい。
内容はもうまさにタイトルそのまんまで、今号のテーマはお香。
写真もうつくしく、この1ページがそっくりそのまま芸術品のようで、オカルト的な匂いを感じさせないところもいい。ぱっっと見たところ、雑貨紹介のページかと思ってしまう。
でもそこはそれ、やはり加門七海だから。内容はしっかりとしてますよ。