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児玉教仁 / 大和書房
 
総合商社で「スキル」を習い、ハーバードで「仕組み」を学ぶ。
・求められるのは「ビジョン・プラン・エグゼキューション」
・参加者全員の「エアー・タイム」を極大化する
・プロジェクトの成否は事前の「シミュレーション」で決まる
・思いつき(Just an Idea)で話をしない
・「アイスブレイク」がうまくいくと、会話は弾む
・カラオケの選曲は「マーケット・イン」の発想で決める
・欧米人には強いグリップの握手と堂々とした頬キス
……ほか今夜すぐ使える超具体的な48の指針+「外国人をもてなすコツ」付き

ビジネス書とか自己啓発本とかそういう類のものは好きじゃないのでほとんど読みませんが、それでもこの本はひどいレベルなのではないかと思いました。
なにがひどいって、タイトルにある「ハーバード流」がまったくの看板倒れであるところ。
タイトルを見て、「ハーバードでの宴会術ってなんだろう?」という疑問というか興味を持って読み始めたら、大コケすること間違いなしです。

内容としては、「宴会の幹事を任されたけど、一体どうしたらいいんだろう?」という若手社員のための手引きという感じです。
学生ノリの「飲み会」しか知らない人ならともかく、社会人になって少しした人なら、まぁ、当然知っている、もしくはなんとなく把握している事柄を、改めて書いてみたというものです。
今更だなーと思うこと七割、改めて言われてみればなるほどなーと思うこと二割、それはないだろーと思うこと一割。
そのうち、「ハーバード流」なのはゼロ。
話の前振りに「ハーバード時代は……」という風に使われているけれど、肝心の中身が語られない。
そんな今更の心構えなんかじゃなくて、そのハーバードのエピソードを詳しく語ってくれよ! と思ってしまいました。

こんなに読むのがつらい本もひさしぶりでした。
借りものじゃなければ読み終えられなかった。
単純につまんね。
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