藤田和日郎 / 小学館

健闘むなしくフェイスレスの策略にはまり、ついに記憶をダウンロードされてしまったマサル。一方、しろがねを乗せたロケットの打ち上げ時刻も、刻一刻と迫っていた!!
モン・サン・ミッシェル編もクライマックス。
フェイスレスにダウンロードを決行されてしまったマサルでしたが、一体どうなるのか……と思っていたら。それちょっとずるくない? しろがねの血が超高濃度の「生命の水」だというのは分かるんだけれども、それなら、そんなにすごいものを飲んだマサルはしろがね化してなきゃおかしいんじゃ? 同じように、しろがねの血を飲んだ仲町サーカスのみんなも。
コロンビーヌの死に様に涙。涙涙涙。
「……してくれる……?
……ううん、ディアマンティーナ。
アタシがしてあげたかったのよ。」
愛情とはなにかを追い続け、求め続けた自動人形。最期に、彼女はそれを掴んだのですね。うらやましい。
さて。ついにバラバラになっていた全員が一堂に会しました。
ナルミとしろがねの行方は……? そしてミンシアは一体なにを考えているのか……?
もう終わるんだろーなーと思っていたのに、まだまだ盛り上がりますね。