新井理恵 / 小学館

宝塚家の菊花お嬢様にお仕えする元・殺人鬼の美青年コンチキチ。まぁ、最近では自分があと5年の内に死ぬと占い師に予言されたり、お嬢様の中学お受験を生暖かく見守ったりと、別段とりとめのない毎日を送っています。そんなある日、暗殺組織が彼を抹殺するためクローン人間を仕向けました。そのコンチさんのクローン人間は、菊花お嬢様に目をつけて…!?
コンチのクローン話にも一段落ついたところで、なんだかようやく恋愛っぽいテイストが全面に! や、そりゃコンチが主人公だと、恋愛対象は菊花ちゃん以外にあり得ないわけで、するとその場で流れがフリーズすることは目に見えていました。
だって、コンチがお嬢様になにかをしでかすなんてこと、考えられませんし。
しかし、ここでライバル(?)の喜稔が乱入したことで事態は一変。
役割的に完っっ璧に当て馬以外のなにものでもないけど、がんばれ喜稔。君が動けば動くほどコンチのペースが乱されるから。