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間瀬元朗 / 小学館
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この国には、国家維持繁栄法という名の法律がある。そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・“逝紙”が配られている──
届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。
“何もできないまま、誰にも覚えられないまま…何も残せずに消えていく──そんな僕が生きることを許された最後の一日が今日なんだよ”
あと24時間…一体どう生きればいい?

先月号のダ・ヴィンチに載ってて、おもしろそうだなーと思ってたら、『あまつき 1』を片手にぶらっとしてたときに目についたので。こちらも一巻だけ買ってみた。

残り24時間……確実に死ぬ、と分かっていたら、どうしますか? という極限状態を描く人間ドラマ。
と同時に、逝紙配達人が抱いたかすかな違和感から、この制度に対する疑問。
一つのエピソードをそれぞれ両面からアプローチすることでより深くくっきりとテーマを際だたせ、生きること、について問いかける内容となっています。

悪くはない……けど、あまり好みでもないかも。
極限状況下でなければ成し遂げられないもの、見えてこないものよりも、日常の隙間にふと垣間見えるもの、日常の積み重ねでぼんやりと見えてくるものの方が好きなのですよ。

残念ながら、こちらは「あまつき」と違い続きを買うことはないですねー。
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