
集英社
羽海野さんのブログでハチクロスピンオフ作品が載るという記事を読んで、喜び勇んで買いに行きましたとも。
本屋で見つけたときの第一感想。
「すでに連載が終了してから一年以上経ってる作品をあえて表紙に持ってくるなんて、集英社小狡いぜ!」
そして。
「この五人がしあわせそうに集まってる姿は卑怯だ。これだけで泣けてくるよ。ウワァァァァン!」
本当に馬鹿だな、こいつ、と自分に呆れながら、いそいそとレジに向かいました。
はぁ。
もうねぇ。
言うことないよ。
最終回から少し後の山田さんと野宮さんのお話で、未だに山田さんは真山のことを吹っ切れずにいます。
でも、きちんとそこには野宮さんがしっかりと入りこんでいました。
がっちり、しっかりと。
それさえ分かれば、もう、そんでいいです。
野宮さんなら山田さんを悲しませるようなことは絶対にしないから。真山のように下手打つこともなく、竹本くんや森田さんのように身を引くこともなく。
だって、ねぇ。
あの笑顔だよ? あんなやさしく笑えるんだよ?
これで山田さんは安泰だ。
ああー、あんなプロポーズしてみてー。されるのでも一向にかまわないけど。