CLAMP/講談社

21 その絆が、力を呼ぶ!
「セレス国」に戻ったファイはついにアシュラ王と再会! そして二人はその過去を清算するため黒鋼をも巻き込み激闘を繰り広げる! 双子の皇子の真実とは!? そしてファイとアシュラ王のある「約束」とは!? ──悲劇が連鎖する「セレス国」編──完結!!
22 真の己を、貫くために!
「セレス国」で自らの過去に決着をつけたファイ。一行は黒鋼の片腕を犠牲としながらも飛王の罠をかわし「日本国」へ辿り着く。危機を乗り越え、一段と強くなる一行の絆! だが微かに差した光の中に──“あの男”が立ちはだかる!
いつの間にやら2冊も出てた。
とうとうファイの過去も因縁も明らかになり、すべて決着がついたようです。
飛王・リードの目的も朧気ながら見えてきました。
そして22巻では、小狼がもう一人の小狼と対峙するところで終わっています。
そろそろ旅も終わりに近づいているのかな。
しかし、いままでも何回か書いてきましたが、今回は切実にCLAMPはもう読めないかも、と思いました。
CLAMPの文法、というか、物語の作り方が合わなくなってきている。
以前ならおもしろいと感じていた部分が、いまでは少し鬱陶しい。
もはや惰性で読み続けている「ツバサ」ですが、これが終われば、もうCLAMPに手を出すことはないかもしれないなぁ。
「X」の続きはまた別として。新作はきっと。