なるしまゆり / 新書館

「はじめましてレイジーン、私がラルフ・ハインツ・セイバーヘーゲンを殺した男だ────」
ノアヴィースはレイジーンに問う──何故、禁断の大陸に踏み込んだのか、と!!
やがてレイジーンはルノーとの対話で、ある事実に気づく……。
とうとうクライマックス。来るところまで来ましたね。
新大陸とはなんなのか。そこに住む大陸人とは何者なのか。そして、永遠輪廻のプログラム≪原獣文書≫とはいったいいかなるものなのか。
いやーはじめはただの遠未来SFの姿を借りたホモマンガかと思いましたけどね。
この人は、本当にお話の見せ方が上手いなぁ。
今回のもネタ自体はそれほど目新しくもないのだけれど、ストーリーの持って行き方と情報の小出し具合が絶妙で。
これをどうまとめるのかな。
それが楽しみでしょうがない。