尾田栄一郎 / 集英社

20年前──西の海「オハラ」の地で、妖怪と恐れられ、悲しき人生を送る一人の少女がいた。彼女の名はニコ・ロビン…。彼女を絶望の淵へと追いやった衝撃の過去とは!?
ああ………もうだめ。死ぬ。萌え死ぬ。
この巻はずるいな。
第390話“応戦”の、ルフィの台詞。反則だって。
「頼むからよ!! ロビン…!!!
死ぬとか何とか… 何言っても構わねェからよ!!!
そういうことはお前…
おれ達のそばで言え!!!!」
号 泣 。もう、『ONE PIECE』読んでると、涙腺がぶっ壊れたんじゃないかと思うくらいに涙が出てきて困ります。
そして第398話“宣戦布告”。
とうとうロビンが本音を、心の底からの本心を吐露します。
分かってねえなぁ、ロビン。ルフィを、“麦わらの一味”を甘く見るのも大概にしとかないと。そんなことを聞いて、黙っていられるような奴らじゃないって。火に油だよ。
「望むところだァ─────っ!!!!」
一瞬の躊躇もなく宣戦布告を命じるルフィ、微塵のためらいもなくそれをやってのけるそげキング。そして、一味の誰一人として止めやしない。
こんな仲間がいるんだよ。これ以上のしあわせってあるか。いやない(反語)。
ああ……胸が痛い。うらやましくてたまらない。