忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

森博嗣 / 講談社

いわずと知れた森博嗣のデビュー作。
この間、なんだか無性に読みたくなったので読み返しました。
何度読んでもおもしろい。

トリックがわかっているのに感嘆する、という点で、僕はこの作品をミステリとして読んでいないのだろうな、ということがわかる。
以前Vシリーズを読んでいるときに、これはミステリではなくキャラクタ小説として読めばいいんじゃないか、と気づいたとどこかで書いたことがありましたが、こうして読み返してみると、S&Mもそうして読むのが一番おもしろいんじゃないかと思えてきます。

つまりは、犀川先生の思考論。
思想論ではなく、思考論。そんな言葉があるのかどうかはしりませんけど。
スマートに、ストイックに、シンプルに。
犀川先生のような人が好きだなぁ、と感じます。
結局、この作品、シリーズは、その点に尽きるのだと思います。

それにしても、犀川先生が32歳だという設定だったと今回改めて認識し、愕然としました。
2歳しか違わない……。
地味にショックでした。


S&Mでは「封印再度 Who Inside」が一番好きなので、もっかいそこまで読み進めたいな。
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
PR
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
Copyright ©   input   All Rights Reserved
Design by MMIT simple_plain Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]