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少年八犬伝
小野裕康 / 理論社
syonenhakkenden.jpg
ある日、ケンタとイカンガーの前にあらわれた少女エリ。大きな白犬を連れ、八つの玉の出現のため奔走していた。
大好きな先生の失踪事件。廃空港にひそむ怪物。
砂の中からあらわれる電話ボックス……。
一連のできごとはつながっている?
──現代によみがえる八つの玉と八犬士たちのたたかい。

「八犬伝」の頭に「少年」の文字が! この時点でがっちりハート鷲づかみにされてしまいました。


でも、なんだこれ。
すごく中途半端。敵も良く分からない。いかにも取って付けたような、後付けなのが見え見えの設定。
言いたいことは分かるんだけど、主張が前に出すぎていて物語としての出来は全然駄目。
ていうか八犬士である必要性は? なんで八犬伝なの?
ただ単に超能力を都合良く使わせたかっただけでしょう。
激しく期待はずれ。甚だしく。

これ、八犬伝という文字を抜いて、無理な設定を全部引っこ抜いて、少年と少女の知恵と勇気(と理解ある大人のちょっぴりの助け)だけで戦っていく方がずっと良かっただろうに。
超能力とか使わないで。
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