ユニバーサルミュージック

01.ヤーラ
02.ピアノ・ソナタ第12楽章 ヘ長調 K.332 第2楽章
03.私の世界へ
04.「主よ、あなたの血と正義」 ルーテル派教会賛美歌273番
05.即興曲第2番 変イ長調 D935
06.ピアノと蝶
07.ハンドサイド・アクション
08.主よ、人の望みの喜びよ
09.ヤーラ・ラーラ・ヤ・アスフラ
10.ハンドカフ・ロック
11.自由になりたい
12.ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331
13.トラウデの帰郷
14.花婿さん花嫁さん おめでとう!
15.秘密
16.私のもの
17.サムト・エル・スット
18.ラストコンサート
19.練習曲 作品2 第1番
20.「Cross 第3番」
映画『4分間のピアニスト』のサントラ盤。
映画がすごく良くて、作中の音楽がすばらしかったのでつい買っちゃった。
目当ては、なんといってもジェニーの奏でたコンサートでの演奏。
その名もずばり「ラストコンサート」。
聴いてみて驚いた。
確かにいい曲だと思う。思うけど、びっくりするくらい印象が違った。
もちろん音響の違い、音量の違いというのは大きく影響してるんでしょうが、それだけではないような。
迫力、というか、曲に込められたものが足りない。圧倒的に。
物語の力を痛感した。
あの感動は、物語の文脈の中で紡がれた曲だからこその輝きだったんだなぁ。
あ、でも、別に悪いわけじゃないんですよ?
だって考えてみてもくださいよ。
2時間に及ぶドラマ、その全てを背負ってなお輝きを増す楽曲ですよ? その底力たるや、わざわざ説明する必要すらないでしょう?
たまに、ああいい映画だったと油断したところでエンドロールにしようもない歌が流れてきて余韻をぶち壊されることってあるじゃないですか。
あんなのにくらべれば、ねぇ。