監督:鶴巻和哉

女はベスパに乗って現れた。
とある地方都市に少年・ナオ太は住んでいた。回りには何の変哲もない山、川、海、空。街。学校。ただひとつだけ、遠くにみえる謎の医療機器メーカーの存在が少年の心に影を落とす。ある日、少年はベスパに乗った謎の女に出逢う。その日から少年の周りには異変がおきはじめる。まず、頭部に変な症状が。そして、時を同じくして思いがけない場所からロボット!が出現。女とロボットに関係はアリなのか? 謎。謎。謎。少年は何かに選ばれてしまったのだろうか? ナゼ?ナゼ?ナゼ?
もう、毎日が退屈だなんて言ってらんねぇ!
ランダム再生中のMP3プレイヤからthe pillowsの「ONE LIFE」が流れてきて、無性に懐かしくなったのでひっぱり出してきたDVD全6巻。
もう13年も前のアニメなのにまったく古さを感じない。
いつ見ても、何度見てもおもしろいし、なによりかっこいい。
全編、the pillowsの楽曲が使われまくりで、この楽曲と映像のセンスが抜群で。
身が震えるほどかっこいい。
楽曲挿入のタイミングが絶妙で、なんというか神がかってる。
音楽と映像の融合具合は『ハチクロ』の第1期、山田さんが真山に告白するシーンに勝るとも劣らない出色の出来。
それが1シーンにとどまらず、もうほぼ全編にわたってそうなんだからたまんねえです。
あえて言うなら、アニメーション作品というか、もうPVって感じ?
いや、それでいて、奇抜な演出とシナリオがきちんと融合していて、単純に物語としても十分におもしろい。
背伸びしていたガキが大人のフリするのをやめて、ガキらしく振る舞うようになるまでのお話。
ガキがガキらしくなることこそが、ガキがちょびっと成長した証なのですよ。