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酉島伝法 / 東京創元社

100メートルの巨大な鉄柱が支える小さな甲板の上に、“会社”は建っていた。語り手はそこで日々、異様な有機生命体を素材に商品を手作りする。雇用主である社長は“人間”と呼ばれる不定形の大型生物だ。甲板上と、それを取り巻く泥土の海だけが語り手の世界であり、そして日々の勤めは平穏ではない――第2回創元SF短編賞受賞。
小川一水 / 早川書房

西暦2231年、木星前方トロヤ群の小惑星アキレス。戦争に敗れたトロヤ人たちは、ヴェスタ人の支配下で屈辱的な生活を送っていた。そんなある日、終戦広場に放置された宇宙戦艦に忍び込んだ少年リュセージとワランキは信じられないものを目にする。いっぽう2014年、北アルプス・コロロギ岳の山頂観測所。太陽観測に従事する天文学者、岳樺百葉のもとを訪れたのは……。21世紀と23世紀を“つないで”描く異色の時間SF長編
西尾維新 / 講談社

全住民失踪事件を調査するべく四国を訪れた、地球撲滅軍第九機動室室長・空々空。
利己的で感情を持たない、十三歳の少年にして、英雄。
何者かによる四国脱出ゲームに巻き込まれた空々空は、謎めいた年上の魔法少女、杵槻鋼矢と同盟を結び、勝ち抜くために必要な『ルール』を探すことに。
不明室が企てる『新兵器』投入が刻一刻と迫り、敏捷な影が二人を追う! 悲鳴からはじまり、悲痛な別れを繰り返す英雄譚、第三段。
小野不由美 / 新潮社

「希望」を信じて、男は覚悟する。
慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか――表題作「丕緒の鳥」ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名もなき男たちの清廉なる生きざまを描く全4編収録。
千早茜 / 集英社

魚の目を覗いてはいけないよ。
人間とは心の作りが違うのだから。

「本土」と隔絶され、文明から取り残された島。
ここにはかつて、政府によって造られた巨大な遊郭があった。
島で育った美しき捨て子の姉弟、白亜とスケキヨ。
成長した白亜は廓に売られ、スケキヨは薬売りとして暗躍している。
ふたりの惹かれあう気持ちが臨界点に達したとき、
島の秘密が暴かれ、一大事件へと発展する……!

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