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京極夏彦 / 講談社

刑事、木場修太郎は、近頃世間を騒がせている「目潰し魔」の捜査に奔走するうち、榎木津との共通の友人で映画会社を経営する川島新造が何らかの手がかりを持っているのではないかと踏む。しかし彼は「蜘蛛に訊け」との謎の言葉を残して行方をくらませる。
聖ベルナール女学院の生徒、呉美由紀と渡辺小夜子は、学院内に飛び交う噂話を追ううちに、望めば人殺しさえ行う悪魔「蜘蛛」と、それを崇拝する「蜘蛛の僕」の存在を知る。教師、本田幸三から酷い仕打ちを受けていた小夜子は半ば勢いに任せ、「本田を殺してくれ」と「蜘蛛」へ叫ぶ。そんな時、美由紀らはかつて「蜘蛛の僕」の一員であったらしい麻田夕子と接触するが、三人ともに窮地に陥っていく。
伊佐間一成は、釣りに訪れた房総半島の興津町で呉仁吉という老人と意気投合する。漁師であった彼の「収集物」の価値を精算すべく伊佐間は、旧知の間柄である今川雅澄を招請する。折りしも近在の旧家、織作家の大黒柱、雄之助の葬儀の最中であり、織作家の使用人である出門耕作から「ついでに、残った骨董品の精算もしてもらいたい」と請われ、今川と伊佐間は連れ立って「蜘蛛の巣屋敷」と渾名される織作の屋敷へと赴く。そこで彼らは織作家の事件に巻き込まれることになってしまう。
目潰し魔と絞殺魔、二つの事件を裏で操り、完全犯罪を目論む「蜘蛛」とは果たして何者なのか。拝み屋・中禅寺秋彦は自ら蜘蛛の手中へと踏み込み、織作家に憑いた闇を落とす。
京極夏彦 / 講談社

とある商談のため、箱根山中の旅館「仙石楼」に滞在していた骨董商、今川雅澄は、姑獲鳥の夏の一件以来東京を離れて同旅館に居候していた久遠寺嘉親と出会う。時を同じくして、仙石楼へとやってきた中禅寺敦子と同僚の記者・飯窪、カメラマンとして同行した鳥口守彦。彼女らは科学雑誌「稀譚月報」の取材のため、「明慧寺」を訪れようとしていた。だがその「明慧寺」は京極堂こと中禅寺秋彦をしてその存在を聞いたことがないという寺でもあった。
そんな中、仙石桜の庭園に忽然と僧侶の死体が現れる。周りに足跡はなく、不可解な現場に旅館は騒然となる。さらに乗りこんできた神奈川県警の横暴な捜査に業を煮やした久遠寺老人は榎木津に捜査を依頼し、関係者一同で明慧寺に乗り込む。そこには外界と隔絶された閉鎖的で独自の社会が形成されていた。同じ頃、京極堂は友人からの依頼で古書を運び出すため、箱根山を訪れていた。
関口をして「檻」と形容する明慧寺。その中で次々と僧侶たちが殺されていく。警察にも手に負えない明慧寺に憑いた闇を、京極堂が落とす。
京極夏彦 / 講談社

夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第三弾。
西尾維新 / 講談社

“究極魔法”獲得を目的とした実験により、全住民が消失した四国。閉ざされたその地では、対立する魔法少女のグループが死闘を繰り広げていた。十三歳の英雄・空々空と謎の幼児・酒々井かんづめは、少女たちの戦争を潜り抜け、死地を脱出できるのか。
新兵器『悲恋』が上陸を果たし、地球との最終決戦が迫る!
悲鳴に始まり、悲痛な別れを繰り返し、悲惨な死すら越えていく英雄譚、第四弾。
田中芳樹 / 講談社

ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリー。
卓抜した二人の天才を軸に、銀河帝国と自由惑星同盟の運命は大きく動き始めていく……。
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