監督:堤幸彦

ズボラながら頭脳明晰、左腕を三角巾でつるした当麻紗綾と肉体派で単純男の瀬文焚流は。公安部公安第五課未詳事件特別対策係、通称“未詳”に属し、「未来予知」「念動力」などのSPECを駆使する犯罪者に立ち向かっていた。
当麻と瀬文の二人は、数々のSPECホルダーとの死闘の末、勝利をおさめた。
そんな中、人類の中枢を担う権力者たちは、SPECホルダーを殲滅する為“シンプルプラン”を実行に移そうとしていた。
SPECホルダーたちは人類との覇権争いに乗り出し、“ファティマ第3の予言”が示唆するように「SPECを持つ者」と「持たざる者」=「人間の可能性を信じる者」と「閉ざそうとする者」の人種間戦争が始まった。
当麻は、SPECホルダーと人類との間で苦悩し、暴走する自らのSPECに蝕まれていた。しかし、それでも刑事としてのあるべき姿に向かって瀬踏みと共に突き進む――。